晴朗な朝、暖かな日差しに清々しい風。
立春を過ぎた頃から
毎日のように白山神社に
足を運ばせて頂いてきた。
今朝はお賽銭がきれ、
信金に両替で立ち寄ると、
窓口の女の子が
輝かしい笑顔で迎えてくれた。
暫しの談笑、
朗らかに見送られ信金を後にする。
木蓮の涙を口ずさんで
風になびかれ神社に向かう。
鳥居の端でお辞儀、
境内に入り込むと
静寂で神聖なオーラに包まれていく。
この感覚が私の心を浄化させていく。
いつものように
賽銭箱に三枚小銭を入れる。
恐み恐みも白す二拝二拍手一拝。
五分間程目を閉じ
一心不乱に手を合わせた後は
いつも涙が溢れ落ちている。
れみと出会わせて頂き
心からの感謝とお礼、
そしてれみが
大変役に立ってくれた報告と、
れみの魂が
幸せで過ごせるようにとの願い。
二月に虹の橋を渡っていったれみ。
私の人生の中で
一番長く一緒にいたれみとの別れ。
こんなにもやりきれない思いをするのは
初めてだった。
とても愛しているから。
十七年間も優しさと勇敢を持って
私を守り癒してくれた。
ありがとう大好きだよ、れみ。